CAT321サンプルプログラム [S321-1] 統合開発環境 HEW 4 を使用しています。 ■ファイルの説明 1.appinfo.c : ブート用アプリケーション情報定義 2.vect.h : [HEW]リセット、割込み関数の定義 使用する割込みについてはレジスタバンクの定義を行います。 3.vecttbl.c : [HEW]例外処理ベクタテーブル 4.intprg.c : [HEW]割込み関数 5.resetprg.c : [HEW]リセット関数 PowerON_Reset 関数から main関数を実行する。 6.dbsct.c : [HEW]RAMの初期化及びROMからRAMへの転送用のセクションを定義 7.cache.c : キャッシュ設定 8.sample321_main.c : メイン関数 9.cat308.c : CAT308処理サンプル 10.fram.c : FRAM Read/Write サンプル 11.init321.c : BSC, GPIO 初期化サンプル 12.spi7267.c : SPI制御サンプル 13.iodefine.h : [HEW]I/Oアドレス定義 14.stacksct.h : [HEW]スタックサイズ定義 15.typedefine.h : [HEW]型の別名宣言 ※[HEW] プロジェクト作成時にHEWが自動生成するファイル (必要に応じて一部修正して使用します) ■接続  ・CAT321 -- CAT308(先頭アドレス0x340000c0 ... SW1 ON:1,2,3,6 OFF:4,5) CAT321 CAT308 TXD1(CN1-1B) --> RXDA(CN1-1B) RXD1(CN1-2A) <-- TXDA(CN1-1A) RTS1(CN1-2B) --> CTSA(CN1-2B) CTS1(CN1-3A) <-- RTSA(CN1-2A)  ・CAT308が無い場合は、CAT321のみで折り返します TXD1(CN1-1B) --> RXD1(CN1-2A) RTS1(CN1-2B) --> CTS1(CN1-3A) ■プログラム概要  ・MTU2のチャネル0を100usecのインターバルタイマとして使用します。  ・FRAM(SPIによるアクセス) 毎ループ、FRAMからカウンタ保存値を読出しインクリメント後、 FRAMに書き戻しています。電源OFF時もバックアップされます。  ・AD変換器 AN0〜AN5(CPU内蔵機能) 10msec周期毎に AN0〜AN5の5chをAD変換して、an_data[0..5]に記録します。  ・SCI チャネル1 RTS1は常時ONします。 500msec周期で trn_count の内容をASCI変換してその内容を STXとETX で はさんでTXD1より送信します。 CTS1がONでない場合は、送信を中止します。 RXD1は STXからETX を受信するとSTXとETXを取り除いてメモリの rec_command に 記録します。   送信、受信ともに割込みを使用しています。  ・CAT308 Aチャネル CTSAがONならRTSAをONし、CTSAがOFFならRTSAをOFFします。 RXDAでSTXからETXの文字列を受信すると、同じ内容をTXDAから送信します。  ・DIPスイッチ(CAT321 SW1) 100msec周期で設定を読込み、メモリの dipsw_buf に記録します。 ON側が"1"、OFF側が"0"となります。  ・LED1 100msec周期で LED1 を点滅します。